オンサイトでなくてもいいんだよ。休みやすみ登るのさ
夏子のナッツ5.11
1997-5-31 メンバー 忠、くるみざわ、汽車 夏になるとどうしても小川山にいってしまう。ほかのところをあまり知らないからだが 、あきるということもない。 最近は東京からの日帰りが多くなった。道も良くなったせいか片道3時間だから日帰り圏 ともいえる。ま、せめて、せっかくだから、2日くらい居たほうがいいのだが。 それにしても、どうやら、あのオートキャンプブームは去ったらしい。 天気予報が悪いこともあったが、キャンパーの数はほんとに少なかった。このまま続けば よいのだが。逆にクライマーのほうが目立つくらいだ。 金峰山荘のマコトさんも人が入らない、といって寂しそうにしていたという。クライマー にしてみればキャンパーが去り静かな小川山が帰ってくるのはうれしいことなのだが。 クラック登りもたまには。ということで、兄岩の比較的、人の登らないクラックルートを一 日のぼってみた。 昼前、兄岩南面。マガジン10a,フィンガーっぽいクラックだが、フェイスをたっぷりつか える。忠がリードし、トップロープでのぼる。リードするとあしもとが切れ落ちていて出 だしはこわそう。 もみじ10a、ボルトを使わず、ナチュプロで登るのが本当だろう。それにしてもカマロッ トをつかいなれるととフレンズは心もとない気がしてくる。 午後。八王子ルート?だと思うが、5.8。テンションがはいる。情けない。足の使い方がわ るいのだ。カマロットをセットしているうちに腕がはってきちゃうんだよね。 忠が夏子のナッツ5.11aを登る。えらい。 日が長いので、下部スラブにいき、ピクニクラ5.10bを登る。一部にクラックあり。ジャ ムをつかう場所はそんなにない。ムーブは10bなのだろうが、なにせ長い。 休み休みのぼる、情けなし。でもいいんだよ、オンサイトしなくても。休み休み、登るのだ、 おれは。山登りはそういうもんさ。