天気がよくても目的地をさがすのはたいへん
GASSAN
1999-5-22 MEMBER HIROYKI HARUMI MIKA IRENE KISYA 二郎 前夜にリフト下の駐車場にはいってテントで仮眠。ぬけるような青空と新緑のなか で準備して10時にはリフトにのった。大混雑。モーグル大会が開催されるようだ。 みんなうまい。テレマークでこぶとジャンプをたくみに抜ける選手もいた。1時間余 で頂上。雪がすくない。頂上付近は草原になっている。去年はもっと少なかったとい うが、はじめてみる光景だ。はるみ、みかは登りかえしがたいへんとのことで来た道 をもどるという。 大雪城をさがしにいく。5分ほど下ると大きな雪原があらわれる。清川行人小屋を 目指すことになっているので、方角をさだめて滑り下る。広大な雪原をどんどん下る 。 大雪原のなかに大きなクマ笹の島があるので、どちら側に下るか迷うところだ。下 り過ぎて方角が違っていたら、登りかえすか、クマ笹の島を横切らなければならない からだ。ヒロユキさんがあっちへいってみようというので大きな台地をどんどん下る 。清川行人小屋の赤い屋根がみえた。 もうここでいいね、ということでシールをつけて登りかえす。小1時間登って、こ のあたりかな、というあたりで西にやぶをトラバースして四ッ谷の壁をさがす。頂上 に登り過ぎたのか雪渓が見えない。やむをえずハイマツヤコケモモのじゅうたんの上 を歩き回り、ようやく雪渓をみつける。うろうろすること30分ほど。 上からみると小さな雪渓に見える。滑りはじめるとなかなかの大斜面である。ぎり ぎりまで滑ってから大きくトラバースして志津の駐車場に滑り込む。 月山荘のキャンプ場で盛大に焼肉パーティをひらく。この日はTAJの月山ミーティ ングの日。100名くらいのメンバーが集まって大騒ぎした。こんシーズンのテレマ ークレースの総合表彰式もおこなわれ、クロカンストックとキャップなどいただく。 (kisya)