mountaineering


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栗駒山に行ってきましたので報告致します。

日程/5月17~18日
メンバー/黒川春水、ほか4名
目的/テレマークツァー講習
行程/17日=10:00駒の湯着~いわかがみ平へ。11:10いわかがみ平発~
13:30東栗駒山着、14:30発~新湯沢~いわかがみ平15:50着
18日=世界谷地へハイキング

時期的に遅いことを承知で出かけましたが、思ったより滑れました。宿泊先の駒の湯
(いこいの村下)周辺は身体が緑色に染まってしまいそうなほどの新緑、スキーを
持っているのがアホらしい感じ。いわかがみ平にはまだ雪が相当あるもののルート上
はつながっておらず、雪を拾っていると藪こぎが大変そうだったので夏道を行きまし
た。レストハウス下から始まる夏道は、雪解水が川のように流れ、雪のあるところは
乗ると踏み抜くし、登山道をトンネルのように覆う木々にスキーはひっかかるしで
けっこう苦労しました。山頂から東栗駒に向かう大斜面にはまだ雪が残っていて滑り
が楽しめる、と聞いていたのでそれを励みに登りましたが、出発が遅かったこともあ
り時間切れ、人を連れているので無理はできません。予定を変更してとりあえず東栗
駒山のピークに登り、展望を楽しむことに。新湯沢から東栗駒山に向けて登りだすと
この標高にもかかわらずハイマツが出てきて、東北の山にいることを実感しました。
東栗駒山頂からは噂の大斜面が見え、なるほどまだ充分楽しめそうでしたが。我々は
眺めるだけ、明朝早く出発して再度登ることにしました。新湯沢まで登山道を戻り、
下山は新湯沢を滑ることにしました。途中滝が2箇所出ていて、単なる藪こぎではな
く、とっても冒険的な方法で突破。それ以外は快適に沢芯を滑っていわかがみ平に戻
りました。
翌日は再度登る予定でしたが、昨日滝を突破した方法が山慣れないメンバーにとって
はあまりに刺激的だったようで、もう満足とのこと。予定変更して新緑ハイキングを
楽しむことになりました。行き先は世界谷地という湿原。周りをブナとミズナラの森
に囲まれたとても美しいところです。水芭蕉は終わりかけ、ミツガシワはまだ蕾で立
山リンドウが咲いていました。大ルリの澄んだ声に聞きほれて、のんびりしてきまし
た。

黒川春水/Harumi Kurokawa
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