ちょと、そこの山、ヒミツの山
いいところです
先週の月曜日になりますが、前回敗退した The Cave (11-)をやっつけようとの計画で Mt.Woodsonへボルダリングに行きました。この間、ロビンスクラックをフリーソロ してくれたガーランド君といっしょです。 午後2時にREI サンディエゴ店を出発し、車で25分で到着。 Mt Woodは、1000m程 の大きな山ですが、全体が無数のボルダーで埋め尽くされており、ルートは無限にあります。 アクセスが良い所以外は殆ど登られてないのではないでしょうか。 この日も平日でしたので、私達2人しかいませんでした。 登山口右手の5mボルダーでウォームアップ。 The Caveまで20分程山を登ります。 The Caveのボルダー自体は幅25m、高さ7m程の迫力のある岩です。 この辺では、珍しく下部が洞窟のようになっており、ガバのオーバーハングを4m程 登ると中間部のレストポイントに着きます。イレブンのルートは中間部を右へ4m トラバースで逃げて終わり。 上部の細かいフェースを抜ければ5.12になります。 大変面白いルートで、休みながら2~3時間程あーでもない、こーでもないとやって やっと登れました。 久々の充実感。 昨今、妻がいないということもあり、 お休みはクライミングが出来るので、トレーニングの成果かもなぁ。 明後日から妻が来るので、当分はファミリーサービスですが、岩場までアクセスが 良いので助かります。 早くジョシュアに行きたいっす。 こっちではJ-treeとも呼ばれています。 Keep on climbing! 石寺 皆さんお元気ですか? こちらに来てすでに3週間、忙しいのですが、なるべく登るように 心がけています。 サンディエゴには、2つの大きなインドアジムが あり(バーチティカルホールド、ソリッドロック)、どちらも今 住んでいる所から車で10分~20分程度の所にあります。 完全に初心者向けで、日本に多い上級者は見かけません。 ボルダリングエリアや岩場が都心から近いため、コアクライマー達は基本的に 外に出かけるようです。 ただ、何処でも、彼らの登り方を見てると正対の パワークライマーが多く、僕としては仲間が増えてちょっと嬉しいです。 岩質が上質の花崗岩が多いので、クラックやスラブは皆、上手なように思います。 持久力とモチベーションが高く、層が大変幅広いというのが今の私の感想です。 また、クライマーは皆、ポジティブでオープンな人が多く、そこら辺がクライミ ングの敷居を低くしているように思います。 外の岩場は、Mt.Woodsonへ1回、ご存知、Santeeに2回程行きました。 Mt. Woodsonは、かなり大きな岩場で、ここで伝説のロビンスクラックにトライ。 その伝説では、地元クライマー達がこの課題をロープでトライしていた所、 ふと立ち寄ったロビンスが、ハイキングブーツでオンサイトフリーソロしたと いうクラックだそうです。 ルートは7mの真っ直ぐ伸びた美しいクラックで ハンドジャムがバッチリ効きます(10A)。 REIのスタッフがフリーソロして トップロープをセットしてくれました。 私は、手をボロボロにしながら、 15分程もがいて何とか上に出ました。(泣) こちらはボルトの倫理がとても 厳しいようで、スポーツルートが少なく、ハイボルダールートが多いようです。 よって初心者は皆、トップロープになってしまいます。(泣) Mt.Woodsonは都心から車で25分くらいなので、皆さんがお越しの際は、是非、 お連れしたいエリアの一つです。 ロビンスクラックの隣のフェイスルートを 11-(甘めか?)をレッドポイントすることが出来たので何とか日本人として の面目を保ちました。(笑) それと気を付けなければいけないのが、消費文化アメリカ。食は大変危険です。 常に超特盛り状態ですね。こちらの一人分の量が日本での二食分あるので、 それに慣れてしまうと大変なことになってしまいます。 しかも、私は外食で その量にも慣れつつあるので、奥さんが渡米するのを首を長くして待っています。 他にも興味深いクライマー文化の違いが多々あるので追ってご報告したいと思います。 Keep on climbing 石寺