ice climbing

アイスクライミング
あちこちで登った
!
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midoriia & fudotaki

 
ちゅうです。
3/24は、久々冬型になって冷えました。
ラジオで東京がmax14℃って云ってましたので、美濃戸がそれから-20で、上がっても-6℃って読みます。
それで、急遽、立場川には曲がらず、そのまま通い慣れた美濃戸へ。

ギヤはちょっと不備ですが、氷化した登山道をまず南沢小滝、大滝へ。
ところが、どちらもロープがスダレ状態で、びっくり。こりゃ、だめだ。
そこで昨年末に見つかったⅥの氷柱を探しに行くことにしました。
場所はマリシテンの一つ手前です。
大滝小滝の分岐から取り付きまで20分くらいというレポートでした。
でも、私は、その沢の入口までで15分を要しました。
ソロデバイスとロープ2本でザックは結構重くなっていましたが。

くだんの沢は、トレースはもちろんありません。
空模様は曇りから、やがて吹雪きに。
雪はだんだん深くなり、いつのまにか、1m/1分という悲しい状態になってしまいました。
レポートにあった2つ目の二俣で敗退。右奥にわずかに氷壁が見えましたが、それが本命なのかどうか不明。
レポ-トで20分のところ、私は1:30を超えても、まだ100mくらいを残していました。

ぼちぼち引き返せば、日曜だし、もう小滝大滝にもひとはいなくなってるだろう、って期待しました。
ところが、戻って、がっくり。あいかわらず、隙間なし。こりゃ、贅沢はいってらんない。
仕方なく、小滝手前のスペースに座り込んでごはんを食べ、みなさんのお手並みを拝見させてもらいました。

さっき見たときからなんか引っかかることがあったのですが、それがなんなのか分かりました。
みなさん、フィフィを持っていないのです。
よく見ていると、片手ねじ込み、ちゃんとやってるんです、どのひとも。
たぶん私と同世代か、上かもしれません。思わず、うっそ~ってつぶやいちゃいましたね。
いやあ、困ったことになりました。

さて、どうしよう。
この雰囲気で、両手ナジャの私が、フィフィなんか出したら、何云われっかわかんないよ~。
記念写真でも撮られたらどうしよう。webに南沢で見た昔のアイスクライマーってコピーがついてのったりして。

小滝は真中の凹角はフリーソロできそうですが、こんなところ登ってもしようがないし、TRは掛かりっぱなしだし。
ま、ワシもやってみるか・・・(不安~)。
もこ~っと、左半分がせり出していて、大半のひとは右側のハングを登っていました。
左端のバルジは、出だし~4mが90°です。
アンカ-に3本のスクリューを埋めて、ちょびっと上がって左手でがんばりながら、200rsのチタンスクリューをねじ込みます。
BDのスクリューはもったいない?ので持ってきてないのでした。
水っぽい部分を探すと、うまく入りました。
これで自信がでて、あとは割とすんなり。
でも、大滝のスケールだと、逡巡するだろうなあ。
ビレイがソロイストってこともあっけど。

ってなことで、ついに私も、ジェフ・ロウの商業戦術にまんまと一歩踏み込んで・・。
でも、これやってるオヤジ、かっこよかったよ。
フィフィ使うとさあ、なんか日干し大根になったみたいで、ダサイもんなあ。
だから、ひとがみてるときは、片手ねじ込み。
これって、倫理云々じゃなくて、おしゃれなんじゃないの。

以上


ちゅうです
3/2土曜日、神宮川(旧名:濁川)林道周辺をうろつきました。
甲州街道の白州から入ります。神宮大橋までの2kは舗装路で雪もありません。
そこからダートで車も通れますが、生憎工事だらけで、そこから歩きました。
20分で対岸の日陰側に入るとすぐにゲート。ゲートから先は積雪だいたい30cm。
ここでスキーを着けました。
ここから遙か鞍掛沢上部に90年代前半まで未踏を誇っていた、”霧の滝”が隆々と盛り上がっているのが確認できました。
5分で、左から入ってくる沢を見ると10mほどの氷柱がありました。真下まですぐです。
標高も低いし(900m)、気温も高く、
氷はかなり崩壊していて、ちょっとTooLateってかんじです。
でもバーチカルでおもしろそう。
さらに10分で、同じく左の沢に、丁度、南沢小滝をもう少し立てた感じの氷瀑みっけ。
こっちもすごく近い。林道からものの1分で取り付けます。
これが、どうも”夕暮れの滝”らしい。カッティング跡がいっぱいあって、すでにシーズンエンドの雰囲気です。
土台になっている壁は完璧に垂直でした。しかし、氷は、壁から離れたがっていて、とてもソロで登りたくなるようなもんじゃないでした。
この滝から、またさらに5分で、奥に続きのありそうな沢があります。
上部に、氷のナメが確認できました。地図では割と深く切れ込んでいる沢です。
ここから日向沢出合いにできた巨大な堰堤まで20分。めぼしい沢はありません。
堰堤の手前100mには、林道側壁に4~5mのアイスボルダーが続きます。
ここで、しばらく遊んでから、日向沢へ入りましたが、前回同様大滝は確認できませんでした。
下りはゲートまでスケーティングで10分。
来シーズン、早い時期に来てみたくなりました。



ちゅうです。

2/22金曜、日帰りで、ふみちゃん&クロと。
しょにょ1で紹介した三つ峠西面・標高1500m地点(西川支流でなくて本流らしい)の55m大滝へ行って来ました。

河口湖で15℃くらいのポカポカ陽気になっていたので、もう無理かと半信半疑でしたが、着いてみてびっくり。
ちゃんと氷ってるんですね。ホントに驚きました。道路の氷もべろべろ溶けてるってのに。
3月いっぱいまで登れると聞きましたが、ホントかもね。

前にも云いましたが、とにかくすごく開けた沢で、明るくて、”日本の氷”、じゃないみたい。
取り付きは広くて真っ平ら。終了点バッチリ。
南アも展望できるし。
この日は特にあったかかったので手袋なしでも登れました。

手前の堰堤もバッチリでバーチカルの良い練習もできます。
なにしろ傾斜だけは南沢大滝や大同心と同じくらいありますから。


ちゅうです。

2/16土曜日帰りで吾妻渓谷の”不動の滝”公称?2段70m(氷だと55mってとこなんだな)を登ってきました。
去年pikaと登ったときは快適でしたが、うってかわって、びしょびしょ、ぼろぼろ、ざあざあ(これは水流の音)。
逡巡しながらしばらく眺めてるうちに、なんとか登れるラインが見えてきたので、取り付きました。
にしても、ちょっと柔らかすぎだったなあ。
スクリューを入れるときにも3点支持にしないとやばいので、特にふくらはぎギンギン。
通常の2P目になる最上段の5mは、下から見たより悪くて水流が透かして見える薄皮まんじゅう状態。
そっと出て、その手前で、スクリューをうまく決めたんだけど、足もとの氷がスポっと。
あれ、って間にその下が連鎖的に崩れ始めたので、退散。お~~こええ。
少しクライムダウンして下のテラスから残置ボルトでラッペルして引き上げました。

栃堀の滝:存在しない!
白糸の滝:つながってない!

今年はハズレですね。
ダム工事が始まっています。これらの滝もあと2,3年でダムに埋没するようです。
不動の滝は見栄えも素晴らしいですし、そうやさしくもない一定の傾斜が40m続く気の抜けない好ルートです。
例えばランナウトしてクーロアールを行く、といったケースの良いトレーニングにもなります。


石寺です。

ご報告遅れました。1月23日(水)八ヶ岳にアイスクライミングに
行ってきました。前日、低気圧が2つ日本海側と太平洋側を平行に
移動していたので、天気はどうかなという感じでしたが、曇り時々
晴れ間という良いクライミング日和でした。

美濃戸から南沢大滝まで、深雪のためラッセルでした。今週末には、
落ち着いているのではと思います。大滝は、かなり発達している
ようで、別でガイドしていたスロベニアの方が良い状態と言って
おりました。私は良く分からなかったのですが、大きい氷爆に感激。
小滝より氷の状態が良く、楽しく登れました。

トップロープで小滝を3本、大滝1本登りました。初アイスでした
ので大変感激致しました。アックスがありませんが、ArCでまた
行く機会がありましたらお誘い下さい。チュウさんよろしくお願い
します。

1/20日
ちゅうさんのレポートにあった裏三つ峠登山口の氷の滝へ。パーキングから30分も
歩かない。トレースがあってすぐに分かった。巨大な滝。幅もひろく高さも相当なも
の。二人組がいるだけ。トラバースしたりしてかんたんなところを登って懸垂で降り
る。二人組が帰るというので、ぼくとクロも退散。ちょと練習するにはとてもよいと
ころのようだ。いい場所を教えてもらった。旧御坂峠を見に行く。分かれ道から5分
、初めてだったがよさそうなところだった。
<きしゃ>


伊藤ちゅうです。
1/11金曜日帰りで三つ峠山西面、西川支流の55m大滝を登ってきま
した。
無事です。

カメラを忘れたのが残念。なかなか良い滝でした。
大変開けた明るい沢で日が当たりますが、偏西風をまともに受けるせいで
しょうか、良く発達しています。
取り付きや終了点なども安定していて、初心者にぴったりです。

立ってる部分をつないで、Ⅳ+くらいでしょうか。
アプローチは30分弱ですが、途中の堰堤も良く氷っていて登れました。
高さは8m程度ですがバーチカルで、良い練習になりました。
左半分は氷の”コルネ”を使ったスタローン・クライミング(分かる?)
ができました。
これがホントのフリー・アイス!!
10aくらいだったなあ。

出会ったソロクライマーの話では、3月一杯登れるそうです。
もう少したてば上流に完全な氷柱ができるとも云ってました。



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