hiking
日光白根山

ひとりで登った

予報を裏切ってこの天気 

8月26日

松倉一夫

白根山を丸沼高原側からゴンドラを使って登ってきました。
今回は、出発間際3分前に同行予定者からキャンセルの電話があったので、
行くかやめるか迷いましたが、すっかり準備もできていたので、
結局、一人で登ってきました。

山は、夏休み最後の週末とあり、大混雑でしたが、
道が広くなったところや休んでいる隙に、どんどん追い抜き、
(たぶん50人くらい抜いた)、コースタイム登り2時間50分のところを
1時間45分で山頂へと立ちました。朝8時52分に出発して10時35分着です。
天気は登りはじめは晴れ、あとはほとんど曇りで、
時折、霧雨が降ったりもしましたが(雨具を着るほどではない)、
白いベールがかかったような霧中で見るダケカンバの森や
黄色い花が印象的なハンゴンソウの大群落はなかなか美しかったです。
また、この時期、山腹はカニコウモリがたくさんの白い花をつけており、
シラビソの林床に彩りを添えていました。
山頂直下にはツガザクラの群落があり、真っ赤な実をつけていました。
山頂でおにぎりを食べていると、ガスがサーっと切れて、
五色沼が覗き、山頂の人々が歓声をあげ、なかなか劇的でした。
山頂はかなり混雑していたので、昼食を済ませ、11時5分下山。
弥陀ガ池に下り、そこから七色平経由で戻りました。
一般の登山者は往路を戻るばかりなので、こちらの道はすいていました。
弥陀ガ池からは六地蔵まで誰とも会わず静かな森歩きを楽しめました。
シラビソの森に木漏れ日が差すと、苔の絨毯が緑色に輝き美しかったです。
途中、七色平の湿原や血ノ池地獄に立ち寄りました。
七色平はハクサンフウロが夏の終わりを惜しむかのように
ピンク色の花をたくさんつけていました。
丸沼高原スキー場駐車場には13時30分に到着。
近くの座禅温泉で一風呂浴びて(750円)、帰路につきました。
道は途中、佐野付近で混雑しましたが、30分ほどで抜け、
18時過ぎに家に着きました。

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